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英語論文を PDF のまま対訳で読む

英語の論文を訳文だけで読むと、専門用語や数値が原文のどこに対応するのかがわからなくなりがちです。Taiyaku を使うと、PDF のレイアウトを保ったまま、原文と訳文をページごとに並べて読めます。

原文と並べて読む理由

論文では、専門用語の訳し方や、数値・単位・引用の対応が重要です。原文と訳文を並べておけば、気になる箇所だけ原文で確かめられ、訳の誤りにも気づきやすくなります。

Taiyaku は、2段組みの論文でもテキストを段落ごとに整理してから翻訳し、訳文を元の段落と対応させて表示します。

方法1:ウェブ版の PDF 翻訳(インストール不要)

手元に PDF ファイルがあるなら、ブラウザだけで始められます。

  1. PDF 翻訳を開き、論文の PDF をドロップします。
  2. 表示したページから順に翻訳され、原文のページの隣に訳文が並びます。
  3. 読み終えたら、「対訳 HTML をダウンロード」で翻訳済みのページを保存します。

PDF ファイルはブラウザ内で読み込まれ、翻訳に必要なテキストだけが送信されます。

方法2:拡張機能の PDF ビューア(図表を残す原文レイアウト)

ジャーナルのサイトや論文のリポジトリで PDF を開いたまま翻訳したいときは、拡張機能の PDF ビューアが便利です。

  1. ブラウザで論文の PDF を開き、画面の右下の「Taiyaku で対訳表示」を押します。
  2. ツールバーの「表示モード」で「原文レイアウト」を選ぶと、図や表の位置はそのままに、段落の上に訳文が重なります。
  3. 訳文にカーソルを合わせると、その段落の原文を確認できます。

原文と訳文を見比べたいときは「左右対訳」、訳文だけを一気に読みたいときは「訳文のみ」に切り替えます。

論文を効率よく読むコツ

  • まず概要(Abstract)と結論のページだけを翻訳して、読む価値があるかを判断します。ウェブ版では「表示したページを自動で翻訳」をオフにして、ページごとに「このページを翻訳」を押します。
  • 方法や結果の節は原文と見比べながら、背景の説明は訳文だけで、と表示を使い分けると速く読めます。
  • 知らない研究者名や機関名は、知識カードで読みと要点を確かめられます(ウェブ版の PDF 翻訳、ベーシック以上)。
  • 引用や数値を書き写すときは、訳文ではなく原文から写すと確実です。

うまく翻訳できない PDF

  • スキャンした論文など、ページが画像だけの PDF は、文字を読み取れないため翻訳できません。
  • パスワードで保護された PDF は、拡張機能の PDF ビューアでパスワードを入力すると開けます。
  • ウェブ版で開ける PDF の大きさは、フリープランでは5 MB までです。

翻訳したページ数は、月の PDF 翻訳枠に含まれます。フリープランでは月20ページまで翻訳でき、必要なページだけを翻訳すれば枠を節約できます。

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