Mac の Safari で使える翻訳拡張機能|標準の翻訳との違いと入れ方
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Mac の Safari には、ウェブページを翻訳する機能が標準で入っています。一方で、原文と訳文を並べて読みたいときや、PDF や YouTube の字幕も訳したいときは、App Store で配布されている翻訳拡張機能を追加する方法があります。この記事では、Safari 標準の翻訳と拡張機能の違い、拡張機能の入れ方と選び方をまとめます。
この記事の結論
- ウェブページを手軽に日本語で読むなら、Safari 標準の翻訳(スマート検索フィールドの翻訳ボタン)で十分です。
- 原文と訳文を並べて読みたい、PDF や YouTube の字幕も訳したい、といった場合は、翻訳拡張機能を App Store から追加します。
- 拡張機能は、App Store で入手したあと、「Safari」>「設定」>「機能拡張」でオンにすると使えるようになります。
Safari 標準の翻訳機能
Apple のサポートページでは、Mac の Safari でウェブページを翻訳する方法が次のように案内されています(2026年10月23日に確認)。
- Safari で、翻訳したいウェブページを開きます。
- スマート検索フィールドに表示される翻訳ボタンをクリックし、翻訳先の言語を選びます。
- 翻訳ボタンを使えるのは、そのページの言語から、Mac の「優先する言語」のいずれかに翻訳できる場合です。「言語と地域」の設定で優先する言語を追加すると、選べる言語が増えることがあります。
- 翻訳機能を使えるかどうかや、対応する言語の数は、国や地域によって異なります。
- ページ全体ではなく、選択したテキストだけを翻訳することもできます。
追加のインストールなしで使えるのが標準の翻訳の利点です。原文と訳文を見比べながら読みたいときや、PDF・動画の字幕も訳したいときは、次に紹介する翻訳拡張機能を使う方法があります。
翻訳拡張機能を入れる手順
Safari の機能拡張は、App Store から入手します。Apple のサポートページで案内されている手順は次のとおりです(2026年10月23日に確認)。
- Safari のメニューで「Safari」>「Safari 機能拡張」を選ぶと、App Store で機能拡張を探せます。
- 使いたい機能拡張の「入手」ボタン(有料の場合は価格のボタン)をクリックして、インストールします。
- Safari のメニューで「Safari」>「設定」を選び、「機能拡張」をクリックします。
- 使いたい機能拡張のチェックボックスを選択してオンにし、その機能拡張に許可するアクセス範囲を選びます。
使わなくなった機能拡張は、「機能拡張」の設定で選んで「アンインストール」をクリックすると削除できます。
翻訳拡張機能を選ぶときのポイント
- 表示のしかた:訳文で原文を置き換えるのか、原文と訳文を並べて表示するのか。訳が正しいかを確かめながら読みたいなら、並べて表示するタイプが向いています。
- 翻訳できる対象:ウェブページ全体や選択したテキストだけか、PDF や動画の字幕なども翻訳できるか。
- 料金とアカウント:無料で使える範囲、有料プランの有無、アカウント登録が必要かどうか。
- 対応する macOS のバージョン:App Store のページの「互換性」で確認できます。
- プライバシー:ページのテキストがいつ送信されるか、翻訳した内容が AI の学習に使われるかどうか。各アプリの説明やプライバシーポリシーで確認できます。
App Store で入手できる主な翻訳拡張機能
Mac App Store で配布されている、Safari の機能拡張を含む翻訳アプリの例です。内容は各アプリの App Store のページに書かれている説明をもとにしています(2026年10月23日に確認)。料金や機能は変わることがあるため、最新の情報は各ページで確認してください。
- 「Taiyaku(対訳)— AI 翻訳」:ウェブページの原文と訳文を段落ごとに並べて表示します。PDF の対訳表示や YouTube の二言語字幕にも対応しています。入手は無料で、フリープランと有料プランがあります(利用には無料のアカウント登録が必要です)。macOS 27 以降に対応しています。
- 「没入型翻訳 - AI翻訳」:ウェブページを二言語の対照形式で表示する翻訳のほか、動画の二言語字幕や PDF の翻訳にも対応しています。入手は無料で、サブスクリプションがあります。
- 「Mate Translate – 翻訳」:Safari 拡張機能で、ウェブページ全体や選択したテキストをブラウザ上で翻訳できます。入手は無料で、App 内課金があります。
Taiyaku(対訳)の Safari 版でできること
Taiyaku(対訳)は、原文と訳文を並べて読める AI 翻訳サービスです。Safari 版(Mac)では、次の機能を使えます。
- ウェブページの対訳表示:画面右端の「栞」をクリックすると、段落ごとに原文の下へ訳文を表示します。表示スタイルは、糸(標準)/和紙/学習モード/控えめ/訳文のみの5種類から選べます。
- 選択したテキストの翻訳:テキストを選ぶと「訳」の判が現れ、選んだ部分だけを翻訳できます。
- PDF の対訳表示:PDF を開くと「Taiyaku で対訳表示」ボタンが表示され、原文と訳文を左右に並べて読めます。翻訳した内容は対訳 HTML として保存できます。
- YouTube の二言語字幕:原文の字幕の下に訳文の字幕を表示します。
- 知識カード:ベーシック以上のプランでは、人名や専門用語に Wikipedia をもとにした解説カードが表示されます。フリープランでも、語句を選んで月30回まで調べられます。
フリープランでは、翻訳は月3万文字、PDF は月20ページまで無料で使えます。ブラウザのタブの音声を翻訳する機能は、Chrome 版だけで使えます。
よくある質問
Mac の Safari に標準の翻訳機能はありますか?
あります。Mac の Safari には標準の翻訳機能があり、スマート検索フィールドに表示される翻訳ボタンからウェブページを翻訳できます。翻訳機能を使えるかどうかや対応する言語の数は、国や地域によって異なると Apple は案内しています。
Safari の翻訳拡張機能はどこで入手できますか?
App Store で入手できます。Safari のメニューで「Safari」>「Safari 機能拡張」を選ぶと、App Store で機能拡張を探せます。
拡張機能を入れたのに、Safari に表示されないときは?
「Safari」>「設定」>「機能拡張」で、その機能拡張のチェックボックスがオンになっているかを確認してください。あわせて、機能拡張に許可するアクセス範囲も確認してください。
Taiyaku の Safari 版は無料で使えますか?
入手は無料です。利用には無料のアカウント登録が必要で、フリープランでは翻訳は月3万文字、PDF は月20ページまで使えます。
出典
- Apple サポート「MacのSafariでウェブページを翻訳する」(2026年10月23日に確認)
- Apple サポート「MacでSafariをカスタマイズするための機能拡張を入手する」(2026年10月23日に確認)
- Mac App Store「Taiyaku(対訳)— AI 翻訳」(2026年10月23日に確認)
- Mac App Store「没入型翻訳 - AI翻訳」(2026年10月23日に確認)
- Mac App Store「Mate Translate – 翻訳」(2026年10月23日に確認)